令和4年度京都府総合防災訓練
2022.09.04
令和4年9月4日(日)午前10時から精華町立東光小学校において令和4年度京都府防災訓練が行われました。訓練は地震及び水害の複合災害の発生を想定し、防災関係及び地域住民が一体となった総合的な訓練を実施することにより、防災関係機関の実践力向上・連携強化及び府民の防災意識の高揚を図る目的で行われています。
被害想定
- 令和4年9月4日未明から精華町一帯に局地的豪雨が発生し、土砂崩れが発生するとともに、河川では氾濫危険水位を超過し、床上浸水等が発生、一部住家が孤立。
- 同日午前6時30分、直下型地震(奈良盆地東緑断層)が発生し、木津川市で震度7、笠置町、和東町、精華町、南山城村で震度6強を観測。精華町等の住宅地で火災や建物崩壊が発生。
訓練内容
- 地震・水害対応訓練
- 道路啓開訓練、水害及び土砂災害からの救出・救助訓練
- 座屈ビルからの救出・救助訓練
- 合同救護所訓練
- 合同調整所運用訓練
- 救援物資輸送訓練
- 孤立地域からの空路救出訓練(陸自ヘリ)
- 避難訓練、避難所運営訓練・ライフライン復旧訓練
- 防災ボランティアセンター運営訓練
- 防災・啓発展示
土砂災害からの救出・救助訓練
座屈ビルからの救出・救助訓練
避難所運営訓練
京都府柔道整復師会は「訓練内容(1)ウ 合同救護所訓練」に参加しました。緑テントに配置され、合同救護所に到着した傷病者のトリアージと緑のトリアージタグをつけた傷病者に対する処置を行いました。
災害現場でトリアージされ、搬送された傷病者に対して、救護所到着時に状態の変化がないか、再度トリアージを行います。例年、救護所到着時のトリアージは我々の担当ではなかったのですが、今回は京都第二赤十字病院の医療スタッフの皆様と協働でトリアージを行いました。
左から 八木克敏会員 梅本裕貴会員
兼田旭紘会員 森田康裕会員
救護所到着後のトリアージ
トリアージ後、各テントへ搬送
11時30分に救護所訓練は終了し、12時からの閉会式で西脇隆俊知事、杉浦正省精華町長が講評を述べられ、令和4年度京都府総合防災訓練を終了しました。今回初めてトリアージをさせていただき、貴重な経験になりました。ご指導いただきました皆様に心から御礼申し上げます。