第72回京都接骨学会保険講習会 平成30年度運動器疾患対応力向上実施事業
平成31年2月24日(日)午後1時20分から京都商工会議所洛央支部三階講堂にて第72回京都接骨学会 保険講習会を行いました。中森稔博学術部員の司会で、柴田宗宣副会長の開会の辞、長尾淳彦会長の挨拶が行われました。
長尾淳彦会長
午後1時30分から接骨学会が開催され、会員発表が始まりました。
演題と発表者は、
- 「ストレートネックを含む頸椎の症状に対する施術例」
左京支部 野村益弘会員 - 「急性腰痛(ぎっくり腰)に対する症例報告」
中京支部 細川義昭会員 - 「鎖骨遠位端骨折に関する1症例~生理的運動慮法の考察~」
東山・山科支部 岡村優輝会員 - 「起倒流の形と古式の形の違い」
伏見支部 近藤桂市会員
の4名が演題発表を行いました。
野村益弘会員
細川義昭会員
岡村優輝会員
近藤桂市会員
国本一路会員
演題発表後に城陽支部 国本一路会員による柔道グランドスラム大阪2018ボランティア報告が行われ、現地での作業内容の説明をして頂きました。
そして、演題発表者への表彰式にて京都接骨学会は終了しました。
午後2時40分から安本彰吾保険副部長の司会で保険講習会を行いました。
中村英弘保険部長から今回のテーマ「受領委任の取扱いの理解のために」の講師としてお招きをした近畿厚生局 京都事務所 中山光生指導課長を紹介されました。内容は、保険制度に関する事、受領委任制度、療養費請求、指導監査についてのお話でした。
講師 中山光生様
講師 三上晴夫先生
午後3時40分から平成30年度運動器疾患対応力向上事業を行いました。司会は中田康人総務部長が行い、講師紹介を田中弘昭学術部長が行いました。今回のテーマ「中高年に多い膝・腰の痛みの原因とリハビリテーション治療」を京都府立医科大学大学院医学研究科リハビリテーション医学病院教授 三上靖夫先生にご講演いただきました。
三上先生は日本リハビリテーション医学会指導医、日本整形外科学会指導医、日本体育協会公認スポーツドクター、日本脊椎脊髄病学会指導医としても活躍されています。
高齢になると膝、腰に痛みが起き易い理由について講演して頂き、参加された先生方は熱心にメモを取っておられました。
そして最後に岡田達也事業部長から平成30年度運動器疾患対応力向上実施事業報告を行い、事業目的、事業内容、研修内容、補助金事業、地域別成果比較について報告が行われ、午後5時に林 啓史副会長の閉会の辞を以て終了となりました。
岡田達也会員