第43回近畿学術大会兵庫大会
平成30年10月21日(日)神戸芸術センターにて「第43回 近畿学術大会 兵庫大会」が行われました。
午前9時30分から受付が行われ、午前10時30分から第一会場にて開会式が行われました。今大会には京都から43名が参加し、各都道府県より255名の参加、学生287名の合計542名が今学会に参加されました。
工藤鉄男 近畿学術大会会長による開会挨拶が行われ、明舞中央病院副院長 田中日出樹先生による「柔道整復師と整形外科医のこれから」についてご講演いただきました。田中先生は現在、日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医 として活躍されております。
田中先生から見た柔道整復師のお話、整形外科医と柔道整復師の関係性について、患者サイドからみた印象・対応それらに関する事を中心に1時間30分程お話されました。その後、質疑応答が行われ、田中先生のご講演が終わりました。
田中先生のご講演が終わり午後12時15分から、(公社)日本柔道整復師会 介護保険特別諮問委員 三谷 誉先生による介護保険活動報告が行われました。介護施設や介護を担う人材不足問題についてのお話、介護予防分野における柔道整復師の役割、柔道整復師が介護予防に貢献することによって介護費用・医療費用の削減に役立てることができるのではないかというお話。そしてそういった貢献により健保組合等との軋轢を減らす事にもなり、今後の柔道整復師の活躍分野を増やすことに繋がるといった事についてお話されました。
第二会場では午後1時25分からポスタープレゼンテーションによる論文発表が行われておりました。各学校教諭と生徒が自分たちの研究ポスターの前で論文発表を行い、解説が行われました。13種のポスター展示があり沢山の方が観覧されておりました。
第三会場では超音波画像観察に関する講座が行われており。ポスタースライド、超音波機器の使い方、活動報告等が行われていました。
午後1時25分からは、第1会場にて論文発表が行われ、会員9名の発表が行われました。
午後3時10分から第1会場にて表彰式が行われ、閉会式の挨拶が行われ終了しました。