普通救命講習会開催
2017.08.27
平成29年8月27日(日)、午前9時より堀川御池の中京消防署4階、講堂にて本会会員と会員家族やスタッフの参加を以って普通救命講習会が開催されました。岡田達也事業部長より挨拶があり、講師の京都市消防局 中京消防署 救急係長 瀬津 均様により講習が開始されました。現在の傾向として「触ったらあかん神話」と形容され、救急車が現場到着するまで放置して、心肺蘇生処置を行えば救命できたかもしれない事例があることを話されました。そして、女子大生が大きな交差点で倒れた人に対して、冷静に観察し、周囲を取り巻く人に止められてもAEDによる処置を行い、一命をとりとめて感謝状を贈られた実例を紹介されました。
前半に配布された救命講習テキストに沿って講習が行われ、その後、30分程度の心肺蘇生法のDVD視聴があり、AED(自動体外式除細動器)を使用するべき心電図の波形、心肺蘇生法を行うべき心電図の波形について解説があり、心肺蘇生法実技に移りました。訓練用人形を使い受講者全員が胸骨圧迫、人工呼吸、AED使用法の実習を行いました。次に傷病者の発見、反応確認、応援要請、呼吸の確認、AEDの使用など実際の手順についてシミュレーション実習を行いました。参加者は熱心に講習を受け、大変有意義な講習でした。
講習風景
胸骨圧迫実習