京都の接骨院・柔道整復師の団体。(社)京都府柔道整復師会
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コラムの森
 2007/10/01◆自殺について私の考え◆
 
 
昼食を食べようと自宅に帰り、テレビをつけると慌しい報道番組、若手記者が息を切らせながら同じ事を何回も言っている。
「・・・自室にて心肺停止状態で発見、詳しい容態はわかりませんが、救急車にて搬送される際は体を動かさず・・・。」
どうやら、渦中の人が自らの生命を断ち切ったようだ。私も人並みに新聞・報道番組を見るのでおおよそ、そのような行為に走ったことに対する検討はついた。その後、死亡が確認され番組は関係者に対してインタビューしコメントを得ようとしている。みんな口をそろえてお悔やみの言葉や、個人を偲ぶ事を口にしたが、誰一人として批判する者はいない。中には「彼もサムライだった」と自殺を肯定する事を言っている人間もいる。つい最近まで児童や生徒がいじめを苦に自殺することを抑止する立場の人たちのコメントとは思えない。
  私の学生時代の持論は「人間生まれる時は二人、死ぬ時は一人」
生まれる時は母親の都合にて生むことも、流産すこともできた。
だから、生まれる時には母親が選択権を持っているので終末を向かえる時ぐらい自分の意志にて幕を下ろせばよい。何に感化されたのか定かではないが、多分ワイドショーにて話題になった[完全自殺マニュアル]なるハウツー本(現在発禁)を先輩から借り、読んだせいだと思われる。恐ろしいことに目的達成度やアピール度、苦しみ度がドクロマークで記されていたのを記憶している。
しかし、そのような歪曲した考えがぶっ飛ぶような出来事がこの 31歳の短い人生経験の中で2度も起きている、一度目は専門学校生にて石川県にいた時、友人の彼女の同級生Aという縁遠い女の子だったが、色々な悩みから自殺をほのめかす事を口にし行方不明となった。ちょうど生理学テストの前日でその友人の部屋にて勉強中、友人の彼女から電話が鳴り「Aちゃんの様子がおかしく、いなくなった。最後に電話にて話した時に、今どこにいるのと聞けば『福井駅』といって電話を切った。どうしよう」と泣きながらかけてきた。
「福井といえば東尋坊!」私と友人カップルはいてもたっても居られなくなり車に飛び乗り、夜中の北陸自動車道を福井まで飛ばした。
結果、その娘の狂言に付き合わされ、私と友人は揃って再テストを受ける羽目になった。もう一つは数年前に知り合いの息子さんがこれまた行方不明になった。あまり心配していない様子の両親に対して私一人が慌てているようだった。行方不明から2日後、山中にて首を吊っている姿を発見され、警察から電話が入った。最悪の結果だった、警察と何をどう話したか憶えていないが、お母さんと連絡が取れないということで私がパート先に迎えに行き警察署へ連れて行く事となった。警察からの連絡を伝えた時に腰砕けになり狼狽する母親の姿、警察署にて遺体と向かい会う御両親の姿を見た時に稚拙だった考えは吹き飛んだ。
そして、今もコンパネに乗せられ裸になった彼の最後の顔を私は忘れる事が出来ない。今回の自殺した方は複数の遺書を遺していったそうだが、発見者に宛てたものがあるそうだ、内容は発表されていないがおおよその想像は出来る。万が一、いじめ・借金・言うに言えないことがあり苦悩して自殺を考えている人がいるなら一言言いたい事がある。
「迷惑をかけるぐらいなら死んでしまおうと思っている人は、死んでから絶対関係無い人に迷惑をかけるのでやめなさい。いじめを苦に自殺しようと思っている子は、死ぬ根性があるなら生き抜く根性を出してみろ。死ぬつもりならいじめてる奴らを道連れにする位の根性だせよ。」と言いたい。最後の一行は問題発言かもしれないが私の報道を見た率直なる意見である。このコラムにて悲しむ人や、迷惑をこうむる人が一人でも減るなら・・・。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市山科区北花山中道町35-3
おかだ接骨院 岡田 達也


 2006/06/26◆私の休日◆
 
映画を見て
 先日、家内と一緒に映画を見に行くことにしました。とくに何を見に行くとは決めていなっかたのですが、ちょうどテレビで「明日の記憶」のCMが流れていました。CMで見た肩を落として歩く渡辺謙の後ろ姿がすごく気になったのでこの映画を見ることにしました。

とくに予備知識もなかったので主演が渡辺謙というぐらいしか知らなかったが他にも有名な女優、俳優が出ているようでした。映画館に行き、チケットを買った時にもらったチラシで知ったのですが、監督は堤幸彦でした。堤監督はTVドラマ「トリック」の監督もしていて「トリック」は私の好きなドラマでした。けれどもこの「トリック」主人公の二人のおかしなかけ合いと珍妙な間が楽しいドラマです。そんなドラマを作る監督が若年性アルツハイマー病というちょっと重いお話をどんなふうに撮るのか少し楽しみでした。

映画が始まって三分の一あたりで最初の山場、アルツハイマー病を宣告されます、ここで結構ウルウルと来ます。次に病が進み普段できていたことがだんだんと出来なくなる。しかし奥さんの助けもあって頑張って病に立ち向かっていく、グッとくるところです。

ラストも感動できるもので思わず泣いてしまいました。いままで何本も映画を見ましたが泣ける映画はこれが初めてでした。

制作費に数十億円もかけ、現実離れしたストーリーと、爽快・痛快なアクション、もの凄く凝ったCGをばんばん使うハリウッド映画も好きでよく見ています。しかし、この映画のようによく出来たストーリーと俳優の高い演技力で見ている者を引き込む、そんな映画もたまにはいいですね。皆さんもぜひ「明日の記憶」を見て感動してください。
 
京都府柔道整復師会会員
宇治市莵道出口40-86
きよしま接骨院 清島 高弘


 2006/05/18 ◆中年の危機◆
 
ミッドライフ・クライシス(中年の危機)
 40歳になる頃から、4人に1人が男女差なく直面するというミッドライフ・クライシスをご存知でしょうか。思いあたる方も多いのではないでしょうか。

いったい自分は何のために働いているのだろう?」
「このままでいいのだろうか?」
「もっと違った生き方があるのではないだろうか?」

人生の折り返しを過ぎて、自分の来た道をふりかえり、これからの進む道を改めて問い直し、むなしさや焦り、落ち込み、停滞感、などを感じるミドルが経験する心理的な混乱を≪ミッドライフ・クライシス(中年の危機)≫と呼ばれています。

「この人生で大事にしたい価値」を考え、「自分はどうしたいのか?」と悩み抜いて「こうしたい」という気持ちが出てきても、現実にはその方向を簡単には選べない状況が多く身動きできない状態となります。ミッドライフ・クライシスから抜け出すには避けては通ることができない葛藤です。

自分に正直に生きながら、現実と折り合いをつけることはとても大変です。答えはすぐには見つからないと思いますが、折に触れ、「何が大事か」を繰り返し問いかけることで、また、悩みぬくことで、必ず答えが見えてきます。


ミッドライフ・クライシスは、今までの生き方を見直すチャンスです。心理的にはとても苦しい状態ですが、この迷路から抜け出すのは自分自身でしかないのです。

『PHP ASSIST』より
 
京都府柔道整復師会事務局
清水 朱美


 2006/04/03 ◆習うより慣れろ?◆
 
ブログな日々
 昨年11月にIT委員会ワーキング部からお呼びがかかりました。

「ITとは無縁の私になぜ?」と思いつつ、毎週土曜日に会館へ出向く日々が始まりました。  最初は聞いたこともない横文字に(?_?)の連続。 しかし英語と一緒で5ヶ月も聞いているうちになんとなく会話も理解できるようになりました。

超アナログ部員の私に課せられた仕事が週に1回のブログの更新。

テレビや雑誌で見聞きしたことはあっても、「ブログ」ってなに?

「ブログ」
個人や数人のグループで運営され、日々更新される日記的なWebサイトの総称。Webとlog(日記)を一語に綴ったWeblogを略してblog(ブログ)という。

とありました。まさか自分がこんな横文字の仕事をすることになるとは・・・

本会ホームページのリニューアルを機にブログの本格導入を目指し、今年の1月から試験的に運営をスタートしました。

 その名も「京都の接骨院」http://sun.ap.teacup.com/kyojusei/

 まさに直球勝負なネーミング、検索エンジンでもすぐヒットします。

 案ずるよりも生むがやすし・・・ 始めてみると意外と面白いもので、毎日のブログやコメントに目を通していると、その日の担当者の人となりがよくわかるようになりました。 忙しい現代人にとっていいコミュニケーションツールだと思います。

 このコラムを読まれた方は一度、「京都の接骨院」を見て下さい。 そしてコメントをいただけたら幸いです。
 
京都府柔道整復師会会員
京田辺市松井ヶ丘1丁目2-11
大久保接骨院  大久保 新作


 2005/11/7 ◆私の休日◆
 
釣 り バ カ 釣 行 記
 平成17年9月18日(日)

場所 福井県 若狭大島  釣り船「海生丸」昼 五目つり  夜 マイカ(アカイカ)の二本立てで釣りに行ってきました。天気は途中、通り雨がありましたが、現地に着くと快晴、海も波はなく穏やかで最高のコンディションでした。

午後1:00に出港、1時間ほどで今回のポイントに到着、船頭さんの合図で開始です。最初はなかなかアタリがなく、仕掛けを上げては餌を換えたりしながら、イライラしていましたが、繰り返すこと30分、ようやくその日初めてのアタリが!グググッとしなる竿に大物を期待しながらリールを巻き上げると、小さな真鯛が1匹かかっていました。腐っても鯛ならぬ、小さくても鯛ですね。大物さながらのいい引きをしていました。

その後、辺りが暗くなるまで釣り続け日も落ち暗くなったところで、本日のメイン、夜のマイカ釣りです。仕掛けをイカの仕掛けに交換しマイカのポイントに船を移動、集魚灯が点灯すると、さあイカとの戦闘開始です。と思いきや、な…なんと!この日は中秋の名月、月夜でとても明るいのでイカは、船の周りに集まってくれませんでした。最悪のコンディションでしたが、なんとかねばって釣ったのはイカ2杯でした。

午後11:00に帰港し、京都への帰路につきました。

今回の釣果は、チャリコ(小さな真鯛)6匹、アジ1匹、サバ1匹、シイラ1匹、マイカ2杯でした。

後日、いつもお世話になっている「海生丸」のホームページを見てみると、僕らの船のすぐ後にのってイカ釣りをした方々は、な…なんと!マイカを100杯以上も釣っているではありませんか、くやしいー!ひしひしとリベンジに燃える私でした。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市北区西賀茂大栗町11番地 パレス西賀茂1F
かつもと接骨院・鍼灸院  勝本 裕也


 2005/10/15  ◆よき出会いを大切に◆
 
「或る日の朝に」
 いつもの朝と同じ様に、私は台所から聞こえる笛吹きケトルの「ピー」という音で目を覚ましました。
朝からそんな大きな音をさせなくても…と思いながらも重い体をようやく起こし、洗面台の前に立ち、夏に比べて随分冷たくなった蛇口からの水に季節の移り変わりを感じながら洗顔をしました。

次いで最近の朝の日課にしている冷たい緑茶を飲む為に、娘や息子の弁当を作っている家内の脇を通り、冷蔵庫の扉を開けますと、「梨」が3個、目に入ってきました。

冷蔵庫の中にも秋を感じて嬉しくなった私は、普段の夕食より時間を掛けて弁当作りに励んでいる家内に、申し訳け無さそうに梨の皮を剥いてくれる様に頼むと「いいよ。」と優しい言葉が返ってきました。

この頃、真っ直ぐ帰宅しているせいかなと考えながら、そんな事を口に出せる訳もなく、しばらく待っていると皿に盛られた2個分の梨を私の前に置きながら「最近の果物は糖度が高いから血糖値が上がるよ。」の一言。

確かに血糖値の事も考えなければならない中高年の域に入った私ですが、これ以上の家内からの口撃(攻撃)を避ける為に、知覚過敏の歯に梨の甘さと冷たさを感じさせたまま、手洗いへ逃げ込んだのでした。

いつの日からか家の手洗いの壁に、相田みつを氏の言葉を編集したこころの暦が吊るしてあります。それは日めくりになっている為に毎日違った氏の言葉が楽しめるものです。

きょうの言葉は「ひとの世の幸か不幸は人と人が逢うことからはじまる、よき出逢いを」でした。

ご来院頂く患者様に「よき出逢い」と感じて頂ける接骨院になれる様に頑張って行かなければと、出勤の準備をしながら気持ちを引き締めた或る日の朝でした。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市左京区山端壱町田町6−3京福修学院ビル 5階
中田接骨院 中田 康人


 2005/10/5  ◆介護保険制度の改正について◆
 
「介護保険制度が変わります。」
 「新予防給付」ってご存知ですか?介護保険制度の改正で、2006年4月から導入される予定の、要介護認定で「要支援」、「要介護1」となっている介護度が比較的軽い人向けの介護予防サービスです。そのサービスとは、筋力トレーニングと低栄養改善、口腔ケアの3種類で、中でも「運動をしないから体が弱ってくる廃用性症候群には筋トレが効果的」と筋トレをするように推奨するものです。

現在、介護保険の認定者400万人のうちその半数近くの約200万人を占めているのが「要支援」、「要介護1」の介護度が比較的軽い人達で、その人達の利用サービスが、掃除、買い物などの訪問介護と施設で朝から夕方まで過ごすデイサービスです。これが、「動ける体なのに、ヘルパーが家事を代わりにする」とか「元気なのにデイサービスに行って遊んでいる」とか言って、従来のサービスは使わせないようにして、筋トレをするようにというのが「新予防給付」というものです。

少しきつく言い過ぎたかもしれませんが、しかし利用者さんの中には、「ヘルパーさんが週に1回来てくれて、掃除をしてくれてゴミを出してくれる」とか「買い物に行って重い物を買ってきてくれる」から独り暮らしできる高齢者も多いはずです。こうした利用方法を「運動をしないから体が弱ってくる廃用性症候群には筋トレが効果的」と切り捨てられる人たちはどうすればよいのでしょう。

高齢者の方には少し手助けしてもらえば日常生活を普通に送れる人はいっぱいいます。また、社会とつながり、孤独を解消するためにデイサービスに通う。自分にあったサービスを選べるのが、従来の措置制度と違うところです。介護保険制度は、利用者が介護サービスを自由に選択できるのが大原則です。これを否定してしまうと制度自体の否定につながるのではないでしょうか。ケアマネージャーとして居宅支援事業に従事している者としては大変気がかりな日が、来年4月にやって来ます。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市北区小山花ノ木町54番地44
しばた接骨院  柴田 宗宣


 2005/9/15 ◆柔道整復師と介護支援専門員◆
 
「ケア・マネージャーになって」
 第1回のケア・マネージャーの資格試験を受験し合格したものの、この資格が自分にとって役に立つかは、その時点ではわかりませんでした。まず考えた事は、この資格を利用し患者さんや患者さんのご家族の役に立つ事が出来ないかという事でした。

どんなに治療しても生活環境や住宅事情によって、治療の効果が上がらない、又は悪化するような事も有り、家の中での問題を少しでも軽減する事により心身の改善が出来ないかと思い、介護事業に取組み、ケア・マネージャーとして走り回る事となりました。

実際、ケア・マネージャーとして活動する様になり、住宅改修やホームヘルパーの導入により、患者さん や患者さんのご家族の負担を減らす事ができ、腰痛や膝関節痛等の改善につながり、大変喜んでもらっています。

今後も接骨院の業務とケア・マネージャーの二本立てで、患者さんや患者さんのご家族と良い関係を築き、頑張っていきたいと思います。

※ケア・マネージャー =介護支援専門員 です。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市上京区芦山寺千本東入ル木瓜原町81
谷山接骨院  谷山 和浩


 2005/8/5 ◆お盆再考◆
 
「お盆とは… 」
 もうそろそろお盆の時期になりましたが、皆様はお盆をどの様にお過ごしでしょうか?自分にとっては、お盆とはまとまった休みがあり遊ぶ事しか考えられない時期がありました。今から思うと、何と罰当たりな事をしていたのでしょうか。

しかし、時を経て結婚、開院、そして子供を授かり今年の自分は、お盆てなんやろなぁと思い、調べてみました。お盆の本当の意味は、盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、先祖の精霊を迎え、追善の供養をする期間をお盆というそうです。また7月13〜16日(旧暦)の期間をいうそうです。

私の家の地方では、8月13日からお盆の入りで、お位牌を仏壇から盆棚に移し、盆棚を飾り付けし、墓参りします。そして、僧侶に来ていただき、読経してもらいます。16日には、お盆の明けで、五山の送火により、来年も来て下さいとお祈りしながらお送りします。

そもそも盂蘭盆会とは、インドの言葉で逆さつりという言葉だそうで、逆さつりにあったような苦しみから救うという意味があり、お釈迦様の弟子の目連尊者という人のお母様が、飢餓道に落ち苦しんでいるのを救いたいとお釈迦様に相談した所、「7月の15日に僧侶を招き、多くの供養物を捧げて供養すれば救う事ができる。」と教えられ、その様にすると、その功徳により極楽往生が遂げられたとの事です。それ以来、7月15日は、両親や先祖に報恩感謝を捧げ、供養をつむ時なのです。その時期に、ここぞとばかりに遊びほうけていた自分は、何と罪深い事をしていたのでしょうか。

今年のお盆は、家族揃って仏前に手を合わせ、日々の生活に感謝し、先祖に感謝し供養したいと思います。
また私達柔道整復師は、人々を苦痛から救える職業の一つであり、患者さんの苦痛を取れるよう日々精進し、先人達が残していただいた伝統と文化を守り、次の世代に引き渡せるよう勤め、今年のお盆を迎えたいと思います。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市西京区桂上野西町32-2 ベネッセ桂川101
(阪急上桂駅より徒歩10分)
たが鍼灸接骨院  多賀 裕展


 2005/5/31 ◆私的開業雑感◆
 
「開業してみて、自分をみつめて」
 私は、接骨院を開業させて頂いて3ヶ月ほどの若輩者です。私は、今、改めて初心に戻ってみて、自分自身を振り返り、みつめ直しています。

私は、今年33歳で、この仕事の世界に入ってから16年目になります。しかし、やっと一歩踏み出したところだなという感じです。まだまだ未熟だなと感じます。私は、これまで病院に勤めてきました。そこで恩師をはじめ色んな人々から色んな事を教わって、今の自分が存在すると思います。今でも教えられる日々です。

人間というものは、歳を重ねるごとに教えてもらったり、叱られる機会が少なくなりがちだと思います。教えてもらったり、叱られる事は、ありがたい事だなとつくづく思います。私は、教えてくれる人や叱ってくれる人を大事にしなければと思います。

この様な事に気づく様になったのは、独立してからです。私は今、代表であり、経営者であり、治療家です。だからこそ謙虚な気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。自分にできる事を一つずつ地道に重ねて行く事を忘れずに日々を重ねて行くつもりです。

このコラムを読まれて何かの足しになれば幸いです。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市下京区中堂寺櫛笥町18-13
きたなか鍼灸接骨院  北中 良祐


 2005/02/28 ◆私と京柔整会とIT事業部のこと◆
 
立場が変われば
 選手時代に練習嫌いだった選手が引退し監督に就任すると・・・。独身時代に放蕩の限りを尽くしていた男性が結婚し娘をもつと・・・。人は立場が変われば考え方も変わるようです。

スポーツに青春をかけていた頃の私は「練習を休みなさい!」と先生から指導を受けても聞き入れない不良患者でした。そんな私が今「練習を休みなさい!」と指導をしています。立場が変われば・・・。

最近は権利を声高らかに主張する方が増えているように思います。良い事なのですが余りにも偏った権利の主張は義務との釣り合いを著しく欠くことにはならないでしょうか?「嫌なものは嫌!やりたくないことはやらない!」では・・・。研修生の頃、お世話になった先生に「全ての人(患者)と波長を合すことは難しいことかも知れないけれども、第一印象などで凝固まった先入観は白紙の状態に戻して接すること。じっくり話してみれば随分と印象も変わるはずです。」と指導を受けました。現在、最も心掛けていることの一つです。

早いもので本会にお世話になり10年が経ちました。入会して間もなく支部の通信員を仰せつかり4年間務めさせていただきました。それまでの私は作文程度の経験しかなく本当に四苦八苦しながらの提出でした。それでも校正される箇所は多くて・・・。現在もそれは何ら変わっておりませんが「書く」ことに対するアレルギーとプレッシャーは薄れたように思います。2年前よりIT事業部の仕事に携わりましてからは手書きがワープロ打ちに変わりました。それまで事務局からいただきました原稿用紙を何枚無駄にしてきたことか・・・。

そんな私ですからIT事業部にお世話になるまでのPC環境はレセプト作成業務に使用するのみで、ITなどとは全く無縁でありました。それが今やレセコン導入率100%及び本会IT化を目指し啓蒙活動をしております。正に立場が変われば!です。

330名を超えます本会会員の先生方の中にはPC操作におきまして我々IT事業部員を遥かに凌ぐ知識と技術をお持ちの先生が、必ずおられると思います(シスアドの資格を取得された先生もおられるかも知れません)そのような先生には是非お知恵をお貸しいただきたいのです。もしこのコラムにお目が留まりましたならば、どのようなご意見でも構いませんので本会ホームページまでご投稿お願いできませんか?受けてから発信者に「立場を変えて!」みませんか?
 
京都府柔道整復師会会員
京都市伏見区小栗栖森本町1-7
鈴木接骨院 鈴木尋士


 2004/11/25 ◆2005年の京都府柔道整復師会◆
 
未来にはばたく ー伝統と革新ー

2005年の京都府柔道整復師会はどうなる?

 我々の環境も、国内問題として、秋の厚生年金の保険料率の値上げに始まり、増税や社会保険料での国民負担の増加、雇用形態の変化に、産業の空洞化、治安の悪化や少子化、教育レベルの低下も重要な課題です。 これらは直接、間接的に経済と社会に作用し、私達の生活が影響を受けるのは必至でしょう。

今の世の中を例えば、15年くらい前と比較してみて思うことは、確かにIT(情報技術)を含め、大変便利になりましたが、なんとなくぎすぎすしていて、息(生き)苦しい世の中と感じられるのは、私だけでしょうか?また15年くらい前にはこれほど癒しが求められることはなかったと感じます。

その原因を私なりに考えてみると、それは、白黒を明確につけ始めたからだと感じるのです。法と権利や義務で世の中を動かそうとする流れができて、市場主義などの、原理、原則がより明確に世のなかでまかりとおり始め、それらによって、勝ち負けがはっきりするようになりました。負け組は負けたんだから仕方がないと切り捨てられます。負けても逆転できる世の中ならばいいのですが、そうではありません。社会のシステムの中で負け組となれば、不満が高まり、ますます、ぎすぎす感は増加していきます。

このような、社会風潮のなかで、私は最も、大切なことはおおらかさであると考えるのです。温かみのあるおおらかさは人をひきつけ、人を協調させ、人を信頼させる不思議なパワーだと感じるのです。我が社団は京都の伝統と革新がコラボレ―ションされた土壌の中に存在するのです。おおらかさをもった社団が、魅力ある団体であることの会員へのパフォ―マンス並びに国民の信頼を 2005年にはより明確に是非とも構築していただきたいと考えます。何故なら、21世紀も、もう20分の1が過ぎたのですから。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市山科区北花山大林町8−8
道家接骨院  萩 尾 泰 久


 2004/11/10 ◆介護支援専門員としての柔道整復師◆
 
柔道整復師と介護保険
(なぜ?)柔道整復師と介護保険が直接の関係があるのか、不思議に思われても当然だと思います。機能訓練指導員のことかなと思われるのが普通です。それもありますが、それだけではございません。私は、上京区において、20年以上、上京区にて接骨院を開業しております。上京区は非常にお年よりの方が多いところです。それも独居、一人暮らしの方がたくさんいらっしゃいます。

これは実際の話しですが、平成12年介護保険の制度が始まってすぐのころです。近所の一人暮らしのおばあさんがお昼休みの時間帯だとおもわれますが、手の骨折(コーレス骨折)をされ、当院にこられました。娘さんがいらっしゃいますが、滋賀県にとついでおられます。私は待ってましたとばかり、喜んで柔道整復師として、当然応急処置をし、いつも連携をとっている病院に連れていきました。そこの先生が整復もしっかりした処置ができているので、今後の治療は私のところでするように言われ、そのまま帰ってこられました。

ところが家に帰られましら、痛みはだんだん強くなるし、手は三角巾で吊って動かすことができないし、洋服は着替えられないし、買物、食事の用意、入浴、掃除にいたるまで、骨折をされたその時点から、日常生活全般にわたり、どうしようもない状況におちいりました。もちろん滋賀県に住む娘さんにも連絡はいたしましたが、娘さんも嫁ぎ先の姑さんの世話があり、明日しか来られないといわれるのです。困りました。ご飯は食べさせなくてはいけないし、おふとんも敷いてあげなくてはなりません。また着替えもしてあげなくてはならないし、夏場のことでお風呂は入らなくても、拭くぐらいのことはしてあげなくてはなりません。

その時に考えました、何とか介護保険を利用し、すぐにヘルパーさんを派遣することが出来ないだろうか?自分は、ケアマネジャーとしてすぐに手続きをすることができるんじゃないか?そしてすぐに区役所に走り、手続きをしてあげ、すぐにヘルパー派遣をして、非常に喜んでおられます。これも、自分がケアマネの資格があったので、すばやい対応ができたおかげと思っております。それ以来、腰痛(ギックリ腰になられたかた)転倒してひざの捻挫をされた方、、、数多くの方のお世話をさせていただきました。

医療とか介護とかはすばやい対応ができなければ意味がないとおもいます。介護というと寝たきりの方の、おしめ交換とかのイメージが非常に強いですが、そういうことだけではないと言うことがわかっていただいたでしょうか?医療は病気について治すことで、介護はその方の生活を支援すると考えた方がわかりやすいと思います。
幸いに京都府柔道整復師会には私たちの仲間のケアマネジャーが多くいます。相談して下さい。
また、来年は介護保険の大きな見直しがされます。予防介護が大きくクローズアップされます。その中でいかにして柔整師が関与できるかが勝負です。私たちも医療と介護に両方に参入する大きなチャンスです。
わかっていただいたでしょうか?
 
京都府柔道整復師会会員
上京区仁和寺街道天神筋上ル100M
近松接骨院 近松 利光


 2004/09/21 ◆組織における人材育成◆
 
「教える」ことと、「育てる」ことの違いを学ぶ・・・・
思考の枠組み ・価値観を学ぶ
 思想、価値観の勉強を始めて、改めて気づいたことは、私たちが学んできた近代教育は能力中心の教育であり完璧な教育では無かったという点です。
私が学んでいる中で、今、気づいたところを綴ってみました。

組織の現場において、人材は最も重要な資源です。そこで、人材の教育を常に重要なテーマとして考えなくてはなりません。特に「教える」ことと、「育てる」ことの根本的な意味の違いについて理解する必要があります。
「教える」ということは、本人が知らない知識を与える作業です。「育てる」ということは、本人の中に重大な使命や、その価値が宿されていることを伝えることなのです。人を育てることは、容易に出来るものではありません。それは、クオリティの高い愛情を注ぎその真意を相手に伝えなくてはならないからであります。
しかも、「育てる」前提として価値観学習を共有する必要があります。高い価値観を学び、その学んだ価値観によって自己の価値観を振り返り自己革新する為に、思考・価値観教育は大切だと考えます。

人間の価値観には、あくまでも高低差があるということです。例えば、低い価値観とは自己本位な価値観のことです。自分さえ良ければ良いという考え方です。高い価値観は、大局に立って常に思考することを指しています。組織の問題を考える時、高い価値観を持たなければ、その組織にとって、意味と価値を見出すことは決して出来ません。ところが、能力教育だけを受けた人は、過去の自己を肯定し、決して振り返ることが無い、だから自己本位で批判的で自分を決して変えない、変われないのであります。

「育てる」教育として、思考・価値観を学ぶ必要があります。思考力の深さは、年令と全く関係がありません。思考・価値観を学ぶことによって、年が若くても、組織のなかで起きてくる様々な問題を、積極的に解決していく人材が育っていくのです。この人物こそ、組織における人財です。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市下京区四条烏丸西入る月鉾町55番地
林接骨院 林 啓史


 2004/08/28 ◆ITに想う◆
 
アナログ人間のデジタル化転換の苦悩
 世の中にITという言葉が現れてから相当な時間が経っているが好む好まず関係なくパソコン、テレビ、自動車、電話、カメラ、エアコンに至るまで我々の生活は2進法の世界に管理され動かされています。便利になって使いこなせていると思った途端に本来のアナログ人間に戻ってしまう私が居ます。特に忙しくなればなるほど手書き原稿、手書きFAXとなってしまう。実際、この原稿も締め切り期日が来て、手書き原稿をワープロ打ちしてFAXで入稿しています。新たに打ち直さなくてはならない編集担当者の苦労などお構いなしに。

社団京都の学術部、近畿ブロック会の学術委員を担当し、共に学会でのPC発表の提案者で今年より実行いたしましたが自分自身がIT、PCを使いこなせず、学術部、委員会の諸先生方にご迷惑をかけています。この場を借りてお詫びし、また、感謝申し上げます。

いまや各種学会の演題登録はコンピューターで簡単に行われ、論文提出、論文発表も全てPCによって行われています。将来的に学会自体も施術所や自宅に居ながら参加できる日も近いでしょう。我々柔整師界でもその流れの中で学会運営が着々として進められています。ただ、ITは空間的、時間的制約を受けないという利点があるものの肌で感じる温度いわゆる人と人との触れ合い、駆け引き、間合いが画面上では分からない欠点があります。旧友との突然の出会いや思いがけない楽しい出来事は2進法の世界では起こりません。私的にはネット学会には反対です。閉塞感でいっぱいのこの世界にひと時のワクワク感が疲れた心身を癒してくれます。

論文や文献がPC検索によって図書館や書店に行かなくても簡単に読める反面、氾濫する情報の整理とその信憑性は検索する利用者が行わなくてはなりません。提供者の情報が全て正しいとは言えません。利用者の判別能力が問われるのも事実です。
便利ですごい力を持っているITが故に使いこなせないもどかしさと歯がゆさ。アナログ人間のデジタル化転換の苦悩は続きます。
 
京都府柔道整復師会々員
亀岡市大井町土田2−43−3
JR嵯峨野線並河駅徒歩0分
長尾接骨院   長尾淳彦


 2004/07/21 ◆和歌山奇譚?◆
 
世の中広いようで狭いと思ったこと
 話は15年も前にさかのぼる。その年の2月の連休にたまたま予定があいた私は、2歳の息子を連れて紀伊半島一周のドライブへと出た。途中トラブルもなく順調に進み串本につく頃には夕暮れが迫っていた。折しも雨も降り始めたため、早々に宿の手配を家内に指示した。

ちょうど休憩した駐車場の脇に民宿の斡旋所があり、出来るだけわかりやすい所にある民宿をお願いしたところ、そこから目と鼻の先にある民宿を紹介してもらった。急の飛び込みにもかかわらず快く受けて頂き、新鮮な魚介類たっぷりの夕食で歓待して頂き、大いに満足し、翌日のこともあり早々に床へとついた。

翌日、御礼もそこそこに先へと急いだ。ちょうど白浜に着いたときに息子にジャンパーを着せようとすると車の中に見あたらないし、トランクの中にも見あたらない。さては、忘れたかと思い、昨夜泊めて頂いた民宿に電話を入れたのだが「部屋の掃除をしたときには見あたらなかった」とのことであった。それではどこか荷物の中に紛れ込んでしまったのかもしれないと思い、改めて御礼を述べて、家路へと急いだ。

そして無事家に到着してまもなく電話があり、こんな時間になんだろうと思って出てみると、はたして昨日お世話になった民宿からであった。私からの電話が有ってから、もう一度部屋を探して頂いたら窓の外にジャンパーが落ちていたとのことであった。2月とはいえあまりの暖かさ故に息子が窓の外に放り出してしまったらしい。申し訳ないと謝ると同時に着払いの宅急便でジャンパーを送って頂くようにお願いすると、「息子に持って帰ってもらいました。」とのこと。しかし、「私の所は京都ですが」と答えると、「息子が京都に住んでいてたまたま実家に帰ってきていた」とのことであった。

「京都でお仕事されておられるのですか」とお尋ねしたところ、なんと京都で接骨院を開業されていると言う答えであった。何という驚き、改めて私も京都で接骨院を営んでいることを告げると、あちらもたいそう驚いておられた。そういえばS先生と名字が同じ、さらにS先生と私は専門学校でも同級であった。

何という奇遇、こんなことって有るのだろうか。後にS先生とお話したところ何年かぶりで家に帰られていたそうで、私の息子がジャンパーを窓の外に放り出しておかなければ全く知らずに済んでしまっていたことに違いない。

おそらく紀伊半島を回ったことのある方はおわかりだろうが、民宿を始め宿泊施設は無数と言っていいほど存在する。偶然が偶然を呼びこのようなことに遭遇したのであるが、確率的にはどれくらいになるのだろう。おそらく限りなく0に近いに違いない、ほとんど奇跡に近いことである。

よく「世の中広いようで狭い」という格言が有るがこの時ほどこの格言のことを考えたことはない。人が一生の間にあえる人の数というのは限られてはいるのだろうが、それぞれ遭うべくして遭ったと言うことが有るのかもしれない。中には気に入らない人もいるだろうし、生涯つきあう事になる人もいるかもしれない、これは男女関係なしに言えることだろう。そして今、縁有って知り合うことになった患者さんや同業の先生方など、すべての人々との関係を大切にしたいと改めて感じている今日この頃である。
 
京都府柔道整復師会会員
京都市山科区音羽稲芝38−7
橋村音羽接骨院 橋村 恵三


 2004/07/05 ◆設立50周年記念寄稿◆
 
社団設立50周年に寄せて
 さる平成16年5月23日(日)、本会社団設立50周年(創立80周年・協同組合 設立15周年)記念式典が行われました。奇しくも、本会広報誌「京柔整会 報」も第100号を迎え、第1号から数えること30年目に当り、本会にとって区切りの年が重なり、誠におめでたい限りです。

この一年間、50周年記念誌準備委員として微力ながら活動してきました。 記念式典からは遅くなってしまいましたが、やっと、会員の皆さんのお手許に「50周年記念誌」が届けられることになります。また、「京柔整会報」第100号 は、7月下旬、会務連絡の中に同封される予定となっています。現在、印刷前の追い込みで、校正や写真の選択に追われています。

区切りの50周年については、会員の皆さんおのおの考え、思いのたけがあ るとは思いますが、私にとっては、入会前の本会の姿を知る絶好の機会とな りました。80年前にたった2人の柔道整復師で組織された任意団体から始まった本会は、「旧会」と「新会」の2つのグループに分裂、再度合流という 紆余曲折を経た後、現在の300名を超える姿があります。「京柔整会報」も 「旧会」・「新会」時代のガリ版刷りからカラー印刷の表紙を持つ立派なも のになりました。(詳しくは「50周年記念誌」・「京柔整会報」第100号をご 覧ください)

過去を振り返ることも大事ですが、同時に新しいことに着手する必要もあ ると考えさせられました。私が入会当時会長をされていた片川吉雄先生をはじめ、熟練の先生方が後進に道を譲るべく退会され、また、昨年秋頃から跡継ぎの若い先生の入会と時を同じく退会される会員が散見されるようになって来ました。そうしたことからも節目の年と言えるのではないでしょうか。

広報部員とIT委員会委員を拝命している身では、次々と新しいこと、情報 を追いかけているばかりで、カメラや画面に見えないことを考える好機を与えていただいたと感謝すると同時に長期にわたった企画が完成して安堵と疲労感を覚える今日この頃です。
 
京都府柔道整復師会々員
京都市右京区嵯峨折戸町23−8
山口接骨院 山口 小太郎


 2004/06/01 ◆パソコンの紹介◆
 
私のパソコン購入奮闘記(?)
 この間、とうとう我が家にやって来ました。
待ちに待っていました。指折り数えて待っていました。
それは、パソコン。F社のB5サイズのものです。このコラムをつくっているパソコンです。

そもそも、新しくパソコンを購入しようと決めたのは約半年前でした。
先代のパソコンのOsはMeでしたが、使っているうちに起動はずいぶん時間はかかるわ、フリーズはよくするわ、おまけに重い(約4s)。自宅からパソコンを入れたデイパックを担ぎバイクで会館(東山五条)まで行き用事を済ませ、帰りにパソコンショップで道草をしていると、家に到着する頃には足がつりそうになっていました。ただ担いでいるだけなのに。(勿論、運動不足による筋力の低下が大いにありますが。)

決定的だったのは、ウイルス対策ソフトを2004年版にアップグレードするとなんと、動作が異常に遅くなってしまいました。そんな時でした、「買い替えたいっ。」と考えがふっと浮かんだのは。
「そろそろ新しいパソコンに買い換えれば。」、「う〜ん、どうしよう?」
それからというもの暫くは、買おうか買うまいか、さんざん悩みました。

初めて買ったのが約3年前。その時は電気屋さんのアドバイスのみで購入していましたが、今回は自分で納得するために、現在はどのような機種があるのか、売れ筋といわれるのは?動作がきびきびするためにはカタログのどこを見たらいいのか?などを調べ、また各メーカー直販のホームページや価格を比較するホームページなどを散々見ました。すると、自分の欲しい機種もわかってきて、どんどん購入意欲が湧いてきました。パソコンショップにも行き、あの機種とこの機種を比べてみたり、ショップめぐりをして、価格が安い店を探したりました。

そんな中、F社のメーカー直販ホームページだと、自分で性能をチョイスでき、おまけにキャンペーン中につき大幅な割引がありました。メーカー直販で安心だし、保障期間も付いているし、キャンペーン中につき他社に比べてまあ満足できる価格だったので、このホームページからの購入を決定しました。

重量は1.5kgで携帯することが出来ます。スペックですが、OsはWindowsXp Home、CPUはペンティアムM 1G、メモリ512MB、容量60GB、ドライブはスーパーマルチドライブ、無線LAN内臓、オフィスは2003です。DVD観賞も出来、スライド作成も出来ます。中々のもんだと、ひとりニヤついています。

さぁ、これからこのパソコンで何をしましょうか。
色んな可能性がある様な気がしてきました。まずはコラムの作成から!?
(でも、肝心なのはそのパソコンを使いこなす人の能力なんですよねぇ。)
 
京都府柔道整復師会々員
京都市左京区(東山丸太町西)
栗原接骨院 栗原 武弘


 2004/04/05 ◆「からだサイエンス」の紹介◆
 
風を読む・・・(からだサイエンスから)
 『からだサイエンス』(柔整バージョン)を読まれたことはおありですか?
柔道整復師を取り巻く日本の大きな流れを読みとることができます。我々の広報誌が業界内部の出来事の情報性は高いのですが、柔道整復師の置かれている社会的立場や動き、問題性など現状を認識し、未来を構築するための情報は甚だ少ないと思います。

からだサイエンス54号最新版を覗いてみますとトップ記事として、近畿大学医学部整形外科浜西千秋教授と昨年秋の京都接骨学会で講演をしていただ きました長野県の牛山正実先生との対談が掲載されております。そのメイン テーマは「医(整)接連携」です。浜西教授は以前にも柔整に辛口の批判論 文を載せておられ、柔整バッシングの厳しい先生と思われますが、牛山先生との話である程度、我々のこともご理解いただいていることが良く判ります。

浜西先生は、東京都の臨床整形外科医会の講演会の場で、患者さんの紹介を受けたりいろいろ医接連携を保っている先生はどの程度おられるのかたずねたとこ ろ、200名も手を挙げられて驚いたと言っておられます。牛山先生の温厚なお人柄の対談で心温まるものを感じました。

また、学術的なもの、顎関節の解剖学、加瀬先生のキネシオテーピング、本会長尾先生の「臨床柔整テーピングの理論と実践」、本橋先生の「マッサー ジ概論」、その他接骨医学史まで種々満載です。介護保険関係では「柔整・ 鍼灸師による介護予防パワーリハ筋力トレーニングの全国展開を!」やデイ サービスを設立した苦労話を掲載しています。
長野県柔道整復師会の社団法人の紹介文もあります。

また、特筆に値することは、「規制改革における「柔道整復業務範囲X線検査 (ポータブル)の導入要望書」内閣府総合規制改革会議室宛・再検討要請まで の経緯の全文紹介や「千葉地裁判決で柔整受領委任に大きな指摘、今後は自粛方向に進まねば大きな制裁が!」と受領委任の撤廃を裁判で進める動きが掲載されております。

その他柔道整復師にとって真に必要な情報が満載されており、さりとて、柔道整復師に辛口の論評も多々あります。柔整師としての教養を高め、しかも話題性の高い記事も少なくありません。メディカル誌「日経メディカル」やパラメディカル誌「医道の日本」でも柔整特集はありましたが、すべて柔整関連誌は「からだサイエンス」だけです。私の是非、おすすめしたい唯一の柔整情報専門誌です。入手方法がわからない先生は事務局にお聞き合わせください。

からだサイエンスホームページ http://www.karadascience.com/
 
京都府柔道整復師会々員
舞鶴市四条通朝日南入ル字浜972 
亘接骨院 亘 高司


 2004/03/01 ◆本の紹介◆
 
春秋社刊 『癒しのメッセージ』

定価 本体1,800円
リチャード・カールソン&ベンジャミン・シールド編
上野圭一監訳

 今日は2004年2月22日、私が属する京都府柔道整復師会、青年部のボーリング大会から帰宅してきた所である。昨日は私が属する本会IT事業部の主催するIT委員会があった。
それとこのコラムが何の関係が一体あるのか。実はコラムを書く順番をくじ引きで決めたのである。

コラムを書くと言うのはなかなか難しいものである。軽妙な面白さ、感慨のある読後感、考えさせる内容、自分が読むときそういうものを求めるからであろうか。

はてさて、そんな私の手元に2冊の本があった。題名は「癒しのメッセージ」編者リチャード、カールソン&ベンジャミン・シールド。上野圭一監訳、春秋社発行。内容は37名の治療家が「治療(ヒーリング)の礎」と考える条件について書いた短文を集めたものである。

なぜ2冊なのか。一冊目は1991年5月10日が初版となっている。2冊目は装丁がかなり変わっていて1999年4月10日が新装版第二刷発行となっている。
つまり同じ本と気がつかず買ってしまった本なのである。こんなことはかつてなかったことである。2回目買う時、中身を見てあの本の第2弾が出たかと思って、つい買ってしまったのだ。

「病気が治るとき最大の力を発揮するのは誰の中にもある自然治癒力である。」ヒポクラテス
起源前460年に生まれたとされる医聖の言葉が治癒の本質をあらわしていると思う。傷病は「治す」のではなく「治る」のである。

ある心臓外科医の先生のお話を伺う機会があったとき、こう言っておられた。「我々は外科手術をするがそれで治しているわけではない。治る条件付けをしているに過ぎない。実際は患者の自然治癒力で治るのです。」言葉は少し違ったかもしれないが意味は間違いない。私は内心、我が意を得たりと大きくうなずいたものである。

本に戻ろう。この本の原題は『ヒーラーズ・オン・ヒーリング』、「癒しを語る癒し手たち」という意味とのことである。この本が出版されたのは「第二の医学革命」といわれる医学のパラダイムシフト、即ちある規範が変化する局面が進行するなかで健康感に劇的な変化が生じ、人々があまりにも多くの代替療法の登場に戸惑って、正しい指針が求められていた1989年のことであった。

多種多様の37人が織り成すヒーリング論は含蓄に富んだものばかりであるが、同種の音楽のように響きあい統一性を与えている。引用しまくりたい欲求に駆られるぐらいであるが、どこかアメリカ社会特有の精神論、キリスト教?などの影響もあるようなアメリカンモラル的なトーンもどこかに感じられるように思う。しかしそれに大きな違和感は感じない。

『自己発見の結果、純粋な自己治癒が得られたとしても、症状を消失させるという意味での「治療」が完成する場合としない場合がある。なぜなら真の治癒は症状の消失よりも深い所で起こるからである。つまり治癒によって自分の真のアイデンティティーや人生の目的までが鮮明にわかるからである、、、』
ジョン・E・アプレジャー(オステオパス)

『われわれは人々を治療し、治癒させるのが医療関係者の神聖な職務であるという神話の元に働いている。しかしそれは誤った論理から生み出された単なる幻想である。患者が手術「後」に回復すれば、それは手術の「成果」であるとする仮定の上に成立した論理の産物なのだ。現実には手術が治すわけではない。薬が治すわけではない。鍼が、クリスタル(水晶)が、ホメオパシー(同種療法)が治すわけではない。手術を受け、薬を飲み、代替療法を受けた患者が自ら治るのだ。患者の自己治癒力の発動を刺激し、それを阻害しているものを除去するためには上にあげたいずれか、またはすべての治療法が必要になるかもしれないが、施した治療が原因で治る訳ではない。、、、』
ジャネット・F・クイン(看護学科准教授)

ふと目に留まった部分を引用してみた。文章の一部を切り出すことに不安を感じないではないが雰囲気だけでも伝えたかったのである。

小さなうちの院で、ある中年女性の患者さんが言われた。「今度はなかなか治らへん。ほんま辛気くさいわ。」その方は踵部の痛みを主訴とされて、来院数回目のことである。「いつもやったら2回も来たらよーなんのに、、。」と不服顔である。

症状が出て収まるまでの治癒過程にはなんらかの理由がある。長引くにはそれなりの原因があり、症状はそれを教えようとしてくれている。そのことを患者さん本人が理解し、体が訴えていることに耳を傾け、症状に向き合うことが大事だと思う。

難しいことを言ってもだめなので、「だだっこはしゃーないな。そやけどだだっこのいうことも聞いたらなあかんわな。」(脚色してるし、、)とか何とか言っておく。頷き具合はどこか納得された風情であった。
翌日来院された件の女性は真顔でとても楽になった旨を告げられた。その人が症状に向き合うことにより良くなったのだ、、。とその時私はそう感じたものだ。

私の「癒しのメッセージ」春秋社刊、この本を一冊差し上げます。ご希望の方は住所氏名を明記の上、 y-yasuda@kyojusei.com  まで「癒しのメッセージ」の本希望と書いて送って下さい。締め切りは2004年3月30日まで。何人か希望者がおられた場合は抽選します。発表は発送に代えさせていただきます。、、って大層やな。(笑)、、ともかくお待ちしております。

これを書き終えたのは2004年2月25日、難産だった。(-o-)>
 
京都府柔道整復師会々員
京都市南区(久世橋新千本)
安田接骨院 安田 優二


 2003/01/09 ◆新刊紹介2◆
 
中央公論新社刊 『代替医療 効果と利用法』
定価 本体680円  蒲原聖可著

 近年、代替(だいたい)医療と総称される医療が広く利用されるようになってきました。代替医療(オルタネイティブ・メディスン)とは、「大学医学部で教えられ一般病院で行われている現代西洋医学以外の医学・医療のすべて」とされています。
具体的にどのように代替医療を選ぶべきなのか、どのような代替医療を試みるべきなのか代替医療の安全性はどうなのか、どのようにして現代西洋医学の医師及び代替医療提供者にかかるのが良いのかが述べられています。

 1990年代よりアメリカで行われた研究では、実に42.1%の人が代替医療を利用していたという調査結果が出ました。
代替医療は健康の維持増進による予防医学としての意義があるが代替医療が広く認知されるためには科学的検証が不可欠であり、科学的根拠(エビデンス)が十分得られれば現代西洋医学と融合し「総合医療」として発展するであろうと述べられています。

 ハーバート大学等の調査では、利用する人々の知識水準は平均よりも教育水準が高く、彼らが代替医療を重視する理由として、その考え方が、健康や生命に関する自らの価値観や信念に合致すると報告されています。
 著者は予防医学に携わる臨床医であり、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」などにも発表してきた研究者でもあり、最後の章では代替医療も加わった総合医療についての統計学的資料を基に考察が述べられています。
ご一読して頂き、受診の参考資料としてお役立て下さい。
 
京都府柔道整復師会々員
京都市山科区(JR山科駅前 徒歩5分)
橋村接骨院 橋村啓己


 2002/11/22 ◆新刊紹介1◆
 

新書 角川ONEテーマ21
『代替医療 ―オルタネイチブ・メディスンの可能性―』

定価:本体667円 上野圭一著

 「代替」とは何か「医療」とは何か。昨今代替医療と題した読判が何冊も書店に出回っていますが、そのほとんどが医師の立場から研究解説されたものです。

 本書は代替医療の現場にいる鍼灸師であり翻訳家である著者が、その豊富な経験と考察により代替医療と云われる私たち(柔道整復師)と同じ視点からの代替医療の本質の紹介と今後の展開を示唆すべき冊子と成っています。

 本書では巻頭に書かれている通り代替医療の本質を知って頂くことを目的として、各種代替医療の解説や夫々の症状、病気にあった代替医療ガイドでなく、現代医学とはまったく価値観の異なった代替医療を理解する為の視点を提供したいと書かれています。このことは私達柔道整復師が今置かれている立場をこれから何処に置いて行くのかという指針にもなります。

 その第一は「代替文化としての代替医療」もしくは「持続可能な代替文明の一環としての代替医療」という視点、第二は多種多様な代替医療に共通する最大要素としての「自発的治癒力」「生命力」という視点、その二つの視点から見た代替医療を鏡とみたてて、そこに現代医療の本質を映しだしてみるというのが第三の視点と書いています。

 そして本書の進行には著者が敬愛するアンドルー・ワイル(アリゾナ大学医学部教授)の言葉が、引用されて進んで行く様に成っています。出来ますればご一読をお薦めします。
 
京都府柔道整復師会々員 
京都市伏見区淀本町174-6
ふせ接骨院 布施正和

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